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O-Zone「恋のマイアヒ」のキャラクター「のまネコ」をめぐり騒動勃発
- 投稿
- 2005/09/10 00:31
- 投稿者
- A-Bit
大ヒットを記録しているO-Zone「DRAGOSTEA DIN TEI」(邦題:「恋のマイアヒ」)。ヒットの原動力ともなったのが「飲ま飲まイェイ!」のフレーズが印象的な空耳歌詞を基にした動画だった。この動画に出てくる(動画の作者曰く)「白いネコ」を「のまネコ」の名でエイベックスの子会社がキャクラクター販売することが判明し、2ちゃんねるユーザを中心に強い反発の声があがっている。
もともとこの動画は、「わた」氏というFLASH動画の作家がネットに発表したものがベースとなっている。オリジナルのバージョンでは2ちゃんねるのキャラクター「モナー」などがベースのキャラクターとなっていた(この点は動画の作者も認めているようだ)。CDに収録された「のまネコ」も若干の変更がされているとはいえ、「モナー」の面影が強く残すものとなっていた。これをエイベックスネットワークスがキャラクター・グッツの販売を開始するというニュースが流れ、2ちゃんねるユーザから強い批判の声があがった。その原因としては、エイベックスが「のまネコ」の独占使用権(*1)を主張した場合に「モナー」などのアスキーアート(絵文字の一種)によるキャラクターが使用できなくなるのではないか、という懸念が広がった他、自コミュニティー発のキャラクターを名前を変えて独占的に売り出すことへの倫理的・感情的反感などがあるようだ。(*2)
これら批判に対し、エイベックスは9/8に声明を発表した。その中で、「のまネコ」は「アスキーアートにインスパイヤされて映像化」したものであり「商品化にあたって新たなオリジナリティを加えてキャラクター化」したものであること、「既存のアスキーアート・キャラクターを使用されることを何ら制限」するものでない、と明らかにした。しかし、「インスパイヤ」と言えばパクりも許されるのか、「既存の」という留保条件は何を意味するのか、などの批判が相次ぎ、火に油を注いだ形になってしまっている。また、突如出てきたキャラクター管理会社「有限会社ゼン」なる会社については不明な点も指摘されている。(*3)
この騒動、blog系サイトなどにも波及しはじめたのほか、一部スポーツ新聞が記事にするなど、騒動の規模は日を追うごとに大きくなりつつある。今回の騒動の終結点はまだまったく見えない状態だが、音楽のプロモーションのためとはいえ、ネット上のキャラクターを安易に使用することの難しさを如実に物語るものといえそうだ。(今回「のまネコ」ではなく「モナー」として売り出したらどのように反応となったか気になるところだが・・・)日本有数の大手レコード会社であるエイベックスは今回の事態にどのような解決策を見出すだろうか?今後の動向を見守りたい。
【参考サイト】
エイベックス著作権違反疑惑「のまネコ」のまとめ
http://www.bmybox.com/~studio_u/nomaneko/index.php
IT Mediaによる記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/ 0509/09/news088.h tml
Impress Internet Watchよる記事
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/ 2005/09/09/ 9095.html
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(*1)9/9現在、「のまネコ」は商標登録等されていない。しかしながら、キャラクター画像には「(c)avex/わた」という著作権表記されており、騒動に火をつけた感じとなった。なお、この表示が何を意味するのか明らかにされていない。
(*2)動画の作者へも「キャラクター(モナー)をavexに売り渡した」「歌詞やキャラクターをオリジナルなものだと主張している」などの批判が相次いでいるが、これらについては真偽が明らかでない。本件につぃて動画の作者から正式なコメントがないことも批判を強める一因となっている感はあるが・・・
(*3)Webサイトがつい最近開設された点や著作権等管理事業者として文化庁に登録が行われていない点などが指摘されている。
(2005/09/10 03:13修正)
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